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『徒然なる魂』〜〜小話集〜〜  
両親と豪旅行C

シドニー2日目
両親と前日の夜に落ち合ってからの翌日

丸一日、私には時間がありました。
両親は、予約していたブルーマウンテンツアーや市内観光のツアーに参加するので。

私は、朝からテクテクと一人で市内観光
電車にも乗りました。

そしたら、 電車内に自転車を持ち込んでいる人発見
すっげーーーー

等と感じつつ、ハーバーブリッジやオペラハウスを見て廻りました。
ハーバーブリッジのクライムはお金がかかり(A$200弱)、 予約制なので残念ながらできませんでした。
東京に行ったら、東京タワー
シドニーに行ったら、 シドニータワー
と、いう事でシドニータワーにもいってきました。

因みに、 オペラハウスの正面は海側の方らしいです。
そしてシドニー市は、 ネオン禁止で、例えば大阪の道頓堀?(大阪は行った事がないので詳しい地理は分かりません)にあるでっかい「グリコ」のネオン看板は罰金になります。
なので、シドニーはとっても落ち着いた街です。
チカチカしていない。

といっても、ネオン禁止なだけで、ライトアップは大丈夫です。
夜の間、ビルの電気をつけておくと、市が援助してくれるらしい。

世界3大港の一つになっているシドニー
世界3大夜景だっけ?

誰が決めたのかはわかりません。

残りの2つは、香港とブラジルのどこかの都市らしい

でも、そんなシドニーの条例に逆らっているのが
「コカコーラ」
キングスクロスの街にでっかいネオン看板をたてています。
画像のページに載せています。

罰金年間一億円だそうです。
そこまでするかコカコーラ!!

と、まぁちょっと観光案内をしてみました。

夜になり、両親と食事に行きました。
両親が旅行会社にお願いしたらしく、送り迎え付きの豪華なシーフード料理でした。
他にも参加者がいて、よく両親とツアーで一緒になる人もいるみたいでした。

当然のごとく、各ツアー客に話しかける両親。
とっても笑顔で。

なんだか恥ずかしい私。

 

今まで、私に「早く帰ってくれば?」などと私の海外生活に反対だった両親
それはそれで仕方がありませんでした。

両親と他のツアー客の会話を再現してみます

両親
「昨日も同じツアーでしたね」(笑顔で話しかける)

他の方
「あっ、そうですね。ははは」

両親
「明日も一緒かしら?オーストラリアは良い所ですね。(略)」

他の方
「そうですね。(略)」

両親
「今回は新婚旅行ですか?」(伏線)

他の方
「実はそうなんですよ。いやーー。ははは。で、そちら は?」

 

 

 

両親
「いやーーーー、息子がオーストラリアに3年住んでいるので、遊びに来たんですよ!!あっはっは。」 (本当は、これが言いたかった)

「いやーーーー、ケアンズで ダイビングのインストラクターをしているんですけどね。」(誰もそんな事は聞いていない・・・・・)

「たまには会いに来て上げないとね!!はっはっは。」 (来たのは初めてです。。。。) (+_+)

そんな両親を尻目に、私は、引きつった笑顔で、「こんにちは」と言います。

 

いつの間にか、ワキアイアイとその場を取り繕う両親。
昔は、決してこんなんではなかったのに・・・・・・・・

人はこうも変わるものでしょうか?

その夜もキングスクロスの街に繰り出そうとしている私に母親が最後に言ったセリフは

 

 

「あんたちゃんと生きて帰ってきなさいよ」

 

私は戦争に行くわけではありません。。。。

そんなこんなでシドニー編は終了です。
私の両親がこんなに楽しいとは今まで気がつきませんでした。



 
 
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