第３回（８/ＡＰＲ/２００３）
〜〜〜褒めるについて考える〜〜〜

「アリガトウ」
「ありがとうございます」
誰かに感謝の気持ちを伝える時、日本人は上記の様に言うだろう。
もちろん私もそう言う。 とっても良い言葉です。
しかーーーーし、はっきり言おう！！長い！！日本語は、感謝の表現が長い！！！！！本当に長い。
小さい事に聞こえるが、それはとても重要な事です。

「日本人は、褒めるのが苦手」
とよく言われます。
ご多分にもれず、私も苦手だと思います。。。。
（ダイビングインストラクターとしては、良くないが・・・・・・・・・・m(__)m）

長いから、相手を褒めない。長いから、語尾が言い辛い。
「ありがとうございます。。。」 となってしまう。
褒めるのが照れ臭い。 そういう人も多いでしょう。
逆に、褒められるのが照れ臭い。 そういう人もいたりする。

では、オージーをみてみましょう。
まず、よく喋る！よく笑う！！基本的に誰とでも話す！！！
つまり、会話の術を知っている。
何でも無い日常の事を、アクション（手振り）をつけて話す。 声に張りを持たせる。強弱をつける。 聞いている方も普通に褒めて、普通に笑う。
ジョークなんて当たり前。
HOW　ARE　YOU?
など、会話の切り出しから始まり、他愛もないことをオーバーリアクションを交えて話す。

まぁ、話がそれてしまっているが、用は、人に物事を伝えるのが上手。
それはつまり、褒め上手。聞き上手。褒める事も会話の一部として組み込まれている。（それが、上手に会話をする術だから）
と言う事でしょう。

THANK　YOU.
は一番有名な言葉だが、 その他にも
「TA」
なんてある。
最初この言葉を聞いたとき、俺の名前を略して呼んでいるのかと思った。(･o･)
「TA」！！！！！
たった一言。
いろんな人に「TA」が使えます。（日本語の「どうも」とは、ニュアンスが違う。）

今の日本は、あまり相手を褒めません。
もう少し褒めましょう。
ケナしてばかりの日本人は、外国からは鎖国状態です。
自分を守る為に、相手を落とすのではなく、自分も楽しみたいから相手も楽しくしてあげる。
こういう考え方はいかがでしょうか？

ただ、社交辞令の様に褒めるのはダメです。 嫌味で褒めるのは、褒めない方が良い。 リアクションをつけて、声にも張りを持たせて！！！！

そうすれば、メジャーリーガーはもっと活躍します。 Jリーグももっと盛り上がります。
ダイビング業界もうなぎのぼりです。 ボブサップも最強です。
しいては世界平和です。

今の日本に必要なのは、
経済支援だけではなく、この

「

」

でした。