２００３年１０月２５日
皆さんこんばんは

今日もお仕事お疲れ様です。

昨日は、とても変な感じの「ケアンズ便り」でした。
ケアンズは、とても過ごしやすくなってきました。
北風になってきて、生暖かく、朝夜でもヌクイです。
北風は南半球では温風です。

私は、よくパソコンに登録している邦楽をききます。
それの歌詞に「蚊の鳴くような頼りない声で、君の名を叫んでみた」というのがあります。

なんだかそのフレーズがとても気に入り、意味は無いんですが、よく木霊（こだま）しています。
今日のダイビングも色々と為になりました。
いつも見ている何でもない魚にも新しい発見があります。
いつもは行かない場所へ行ってみて感動したり、生命の力強さを感じたり、、、、、などなど

ダイビングガイドは、創造する事ではなく、紹介する事なので、水中世界と人間世界の仲介を上手にできたら良いなと思っております。
ウミガメとかが手のひらから出てくる事ができたら良いのですが、そうもいきません。
あくまでも紹介。そこにあるものを見せるのが仕事です。
なので、色々な物事を紹介する技術が、そのガイドの価値ですかね？？？
芸があるという事とは、少し違うのでしょうかね？

今日も水中で、一生ここに居ても良いな、と思いました。
生物の熱い魂に心うたれています。

色々な人と出会える事がこの今の仕事の大きなメリットです。
私に必要なものがたくさんあります。
接客は、苦手ですが、嫌いではないです。

よく、ダイビング業界は、水商売、といいます。
これは、そのままの水の仕事と、ホステス・ホストの水商売とかけています。
つまり、私はホストであると。
これは、この仕事を始めた時から肝に銘じていましたが、最近、また意識しています。
私もホストに憧れていましたし、合わない仕事でもないかな？とも思っていました。
用は、お客様に会話や言動を通じて、気分をよくしてもらい、気持ちよくお金を使ってもらう仕事。
たくさん褒めて、たくさん為になる事をしてあげ、心をつかむ。
笑顔・真剣な顔・堂々とした態度・格好・適切な応対。。。

ただ、ホストとダイビングインストラクターと違うところは、対“個人”ではなく対“グループ”であるという事です。
一人に対しては、私も結構自信がありますが、大勢となると、全員の心をつかむのは大変です。
なので、この業界に入ってからは、それを修行しています。

今の仕事や、ケアンズで生活していると、色々と偏り（かたより）やすいです。
不真面目な事もほとんどしなくなりました。
大学時代は特にアホな事ばかりしていました。
それが、今の私には足りないな、と。
変に落ち着いているのかな？？
心から笑う事がほとんどないかな？？？と。

こっちにいると、時間を気にしてしまいます。
日本にいる事と同じ事をしていてはいけないんじゃないかな？？とか。
でも、これといって、何をしているわけでもありませんが。

明日も仕事です。

明日からシェアメイトがいなくなるので、また募集したいと思っています。
生活していかないと。

ここの家にきてから色々な人と出会いました。
人間賛歌です。
十人十色ですね。
私は、まだGRAFTON　ST.に住んでいます。
もうすぐ一年が経ちます。
ケアンズにきて、もうちょっとで３年。

色々なお客様がリピートしてくれました。
私の事を覚えていてくれていました。
私も覚えていました。
素敵すぎてたまんないです。

来週、私にとって一生忘れられないお客様がリピートしていただけます。
その方は、初めて私にチップをくれた方で、私がガイドしたのは、その方が２回目にいらした時でしたが、あれからちょうど一年たちます。
一年前、帰り間際に「またあんたに会いに来るよ。これは、私からのメッセージだから」といって、封筒をくれました。
ちょうど、私が運転していて、助手席に座られていたのですが、その方は、車のダッシュボードにその封筒をいれました。
「ここに入れておくから、あとでみておくれ。ほんの気持ちだから、、、、、少なくてごめんね。あんた良い人だよ。楽しかったよ」
と言ってくれました。その笑顔がとても素敵で、感動しました。
その方は、それまで、滞在中にお金を思ったより使ってしまい、お土産を買うお金が少なくなっていました。しきりにお金の計算をしていて、少しお土産の相談をうけていました。
そんな少ない持ち合わせのなかで、チップをくれた事が更に嬉しくなり、今でもとても覚えています。私のガイドとしての大きく成長した瞬間かもしれません。

今でもガイド中、私が気にかけていることは、その方が私に示してくれた事です。
それは、水中でも笑顔。
その方は、とにかく笑顔なんです。
陸上もさる事ながら、水中でも。
これは、私の中ではとても衝撃的でした。
水中で笑顔でガイド。
上記に述べたように、ホストとして、お客様を気持ちよくさせるには、水中でも笑顔。
なんでもない魚を紹介する時でも、笑顔で紹介すれば、それだけでお客様は気分がよくなるものです。
申し訳なさそうに、なんでもない魚を紹介するのはご法度。
なんでもない事でも笑顔で共感できる事がダイビングガイドなのだと。
その方ともう一度、潜りたい。
その方と潜っていると、潜っているだけで楽しい。
それが、ガイドで必要な事だなと。

そのチップに色々なものが詰まっている気がして、私のガイド人としての価値は高まりました。
その方と来週もう一度会えると思うと、嬉しくて仕方ありません。
私の事を覚えていてくれることを願いながら待っています。
私も、その方の申し込みの名前を見ただけで、すぐにその方だと分かりました。

ガイドとして、珍しい生物を紹介する事は、非常に価値のあることですが、それ以外も修行していかないと、ホストとしては生きていけないと感じています。

来週が楽しみだーーーーーー。

今のまだまだ出来ていませんが、水中ガイドをしている私が、笑顔でなかったら、どうぞ指摘してやってください。
とても大切な事をしていないので。。。。。

お疲れ様です。について色々と述べてきましたが、今回はこういうのはどうでしょうか？？？？
これは、ホノボノとして、とても疲れた気がしなくなります。
良かったら是非使ってみてください。
はっきりと言わないと伝わりません。
元気良く、明るく笑顔で言ってください。

お疲れ山です。

意味は全くありませんが、お互いに気が抜けます。
本当に疲れた時に使いましょう。
なんだか食欲をそそる様な響きです。つまり、オニギリが食べたくなるような・・・・・

お疲れ山

これを私の知り合いに言ったら、お疲れ山のタヌキさん。
と言い返されました。
それも良いでしょう。

疲れたときは、

お疲れ山

本日のケアンズ便りでした

２００３年１０月２６日
皆さんこんばんは

私は、元気かも。

また一人身の生活となりました。

この「ケアンズ便り」は、私のリハビリみたいなものです。

今日もお客さんを驚愕させてきました。

さて、最近、気がついてきた事があります。

それは、、、、、、、、、、、、、、、、、、

俺って変なのかな？

って事です。

決して、自分では変だと思っていないのですが、なんだか最近感じてきました。
「おいおいヨウヤクかよ？」
と思う人もいるでしょうが、心底感じてきました。

第一、こんなHPを作る事自体、変。

他の人は、自分の良い事とかしか載せていないのに、どうやら私は、なんでも載せているみたいです。

やばいですね。

そのほかに、最近は良く昔の事を思い出します。
１年前や３年くらい前の事を。

いけないいけない、とは思いつつも、ふとした時によみがえってきます。
ケアンズは、とても小さな街なので、色々と人々がリンクしています。

私もその内の一人ですが、とても狭すぎます。
狭い間の人間模様は、それぞれのケアンズ物語なので、パルクフィクションでもあります。

今日もお客様を楽しませてきましたよ。
楽しませて、盛り上げて、笑わせて、ふと淋しくなる私。
良くないですね。

でも、それって自然な事の様な気もしますが、いかがでしょう？？

常日頃から、ケアンズ以外の観光旅行をしたい！！と思っております。
ケアンズの観光ツアーは、休みの日に行くときがありますが、それは、ケアンズなので良く知っている場所であるのです。
なので、妙なドキドキ感は、なくなるのでしょう。

明日は、プレイデイです。
ダイビングに行ってきます。
良い画像を撮りたいと思いますが、どんなもんでしょうう？？
期待しないで下さい。

最近は、とても嬉しいです。
それは、このHPのヒット数が上がっている事。
３０ヒット以上とかけっこうあったり・・・・・・

なんででしょう？？

分からないけど、すごく嬉しい。

サーチエンジンには私は登録していないのに。

先輩＠は、一日一つ稼いでいてくれています。
ありがとうございます。
エッちゃん。スミヨさん。ゲンさん。ハムちゃん。やすさん。（順不同）の方々もほぼ毎日寄っていただいていると聞いています。
涙涙です。
なかなかお会いできないのが、とても残念ですが。
人というのは暖かいどす。

暖かい方たちに見守られていますが、いかんせん、海外生活＆一人暮らしの刹那は消えません。
もちろん、そういう感情は、私の望むところですが、時々訳が分からなくなります。

最近、腹の底から笑っていないです。
笑わないといけませんね。

という事で今日のネタです。

本当は、イメージ画像をつけてお送りしたかったのですが、どうやらそんな手間暇をかけている時間がなさそうなので、載せます。
ずっと前から載せよう載せようと思っていました。
遅れてごめんなさい。

私が、心の奥底から笑い転げたネタです。

とうとう登場しました「先輩＠」

リターンズ

前回登場から今までは、良く＠とご飯を共にしてきました。
因みに昨日も。

このネタは、今から半年近く前になるのでしょうか？

私たちは、船上の仕事をしてます。
なので、お昼は船の上。

揺れない船はありません。

その日は、いつもより揺れていました。
私と＠は、共に船の船室（スタッフキッチンルーム）でお昼をとっていました。
帰りしなの船は、出発してから４０分後くらいから揺れやすくなります。
なので、できるだけ揺れる前に食事を取るように心がけています。

が、

その日は、ちょっと遅れて食事をとるはめに・・・・・・・・・・・

なんとなく、見えてきましたね。このネタの終焉が。

私は、早々と食事を終えました。もちろん、いつもより少食にし、揺れる前に切り上げたかったからです。

ところが、

その日は、私が思っていたよりも早く大きく揺れ始めました。
いつも揺れる時は、いきなり来ます。

私は少し油断していました。不覚です。

立ったまま食事をとっていたのですが、私の頭のすぐ前には壁があります。

そうです、いきなり大きく揺れだした時に、私は、その揺れと共鳴するかのように頭と壁とを接触させました。

まぁつまり、ぶつけたんですね。

大きく“ゴツン”と。

とても恥ずかしかったです。
となりには、＠がいましたし、それまでの私たちの会話は、

「あそののダイビングポイントは、上げ潮の時には、ここが面白い」」
「・・魚は、こういう習性がある」
「ここは、こうしなきゃダメだな」

などなど、とことん真面目な話をしていました。

いつになく、真剣に話す俺達。

私よりも更に熱く語る＠

俺たちの会話には、誰も邪魔はできない！！

ケアンズSTARS

と、こ、ろ、が、・・・・・・・・・・・・・・・・・

そのケアンズSTARSが、醜態をさらしてしまいました。

頭を打ってしまった私。
「いてっ、、、、、、ははははははは、いやーーー、頭をうってしまいましたよ」

打った後、一瞬で色々と考えましたが、「俺が頭を不覚にもうってしまった」その事実は否めないし、それまでの真面目な会話の流れからして、なかった事にしても良かったが、それは人として間違っていると判断しました。羞恥心とともに上記の言葉を発しました。

悔しかったです。

ははははは。

と、自分を誤魔化しながら、自分に言い聞かせながら、＠に語りかけた私。

「頭をぶつけちゃいました。やっちゃいました」

その・その・その私に先輩＠は・・・・・・・・・・・・・・・・・

その大きな揺れの為に、とてもカッコよく、素敵で、威厳たっぷりの＠が！！

＠が。。。。。。。。。。。。。

大きなゴミ箱に、お尻から、身体を「く」の字にしてはまっていました。

しかも、その手足をパタパタ動かしながらアタフタしている姿は、正に

威厳ゼロ
発言権ゼロ

それまでの会話に、全くの真実味がなくなる瞬間。

これは、見た人にしか伝わらないかもしれませんが、死ぬかと思いました。
もちろん、揺れに対してではなく、「＠」に

時間がないので、あまり編集はできませんが、今回は、以上で終了です

ケアンズ便りでした

２００３年１０月２９日
皆さんこんばんは

私は元気だったりして・・・・・

なんだか、最近、身近であったけど、身近で無かった人と話したり、身近な会話をしたりしました。

これって、日本だと普通だったりするけど、ケアンズライフではそうではなかったんですね。
いけませんね。

やっぱりある程度、自分の事は人に言っていかないと、、、、自分の考えを人に伝えていかないと。。。。。隠し事は絶対に必要だけど、言って良い事、言わないといけない事っていうのはあるもので、言う事によって、大した事では無い事に気がついたりするものです。
言わないと、大した事だと思わなく、ストレスがたまっていくだけだったり・・・・

あるがままの心でいきましょう。

物事は、いくらでも見方は変えられるし、いくらでも違う表現で人に伝えられる。
伝えられる人が重要ではなく、伝える人の心が大切。
伝える人の心が見えるようになれれば、とても素敵だと思う。

素敵な事でも、伝え方が間違えると、素敵に伝える事ができないし、素敵でない事でも、素敵に伝えれば、相手は素敵に思う。

ようは、理屈だけど、理屈だけど、相手が伝えている人の心を理解してくれていたり、伝える人も素敵な心をもって伝える事が重要。

だます事ではなく、いかに伝える心を持っているか。
言い方ではなく、魂。
人として、人の弱さを表現でき、強さもしかり、上から見下げるのではなく、立場は違えど、同じ視線から見てもらう、見れるようになれる事が必要。
お客さんとスタッフでも、上司と部下でも、同僚でも、先輩と後輩でも、友達でも。。。。。同じ視線、同じ事を共感すること。

ただ、威厳だけを追求するのではなく、ただ、アピールだけを求めるだけでもなく、、、、、、
人として、自分も自分が好きだし、周りのどんな人からも認められる。
弱さと強さを兼ね備えている、そういう人に憧れます。

目指しています。

強いだけでは、色々と疲れてしまいます。

誰かから好かれているって事は、誰かから嫌われているという事かもしれません。
好かれている世界で生きていくのもどうかと思います。
嫌われている世界だけでもですが・・・・・

最近、生きている実感が結構あります。
こうやって、一人でパソコンに向かっていると、なかなか周りが見えてきませんが、少し周りの反応をいただけると、私の知らないところで「私という人間が存在している」事が分かります。生き物です。
不思議ですね。

本当に勝手気ままにこのHPを作成していますが、私の知らないところで、このHPは生きているんだな、、、、なんて生意気な事を考え始めました。
ヒット数がある程度ありますし、どなたかは私を生かせて頂いているな、と。

なんとも言えない感覚です。

むむむ、なんだか眠くなってきました。
ネタは、また今度、時間があるときに紹介します。

明日も仕事です。
リピーターの方がいます。
色々とスペシャルツアーでいきたいと思います。
リピーターやダイビングインストラクターなど、ガイドを熱くさせてくれる方が来てくれると、私は燃えます。
勇み足もたくさんありますが、とても楽しんでいただきたい、と思います。楽しませたい、とも思います。
色々と、私のキャパシティ以上の知識・技術を知りたい、とも思います。
成長させてもらいたい。です。
対立するのではなく、吸収したい、と思います。できれば、私から吸収していただきたい、と思います。

伝える事と学ぶ事は同じ比率が丁度良いですね。

なんとなくそう思います。

では、おやすみなさい。
うーーーーーん、また変な話になってしまいましたね。